本日1月11日は、鏡開きの日ですよね！

　といっても、地方によって鏡開きの日というのは異なるようで、関西地区だと1月15日、京都と近隣の一部では1月4日などマチマチなようです。

　

　そんななか当社では毎年各職場に置いていた鏡餅を鏡開きの日に開けた上で、上の画像にあるようにその日のうちにぜんざいにして社員皆に振舞う日でもあります。

　毎年無料で温かいぜんざいをいただくのはこの上ない喜びとなっているわけですが、食べながらふと思ったこと。

　それが「なんで甘いぜんざいに塩辛い塩昆布の組み合わせなの？」ということ。

　当社は昆布をメインとした食品会社であり、塩昆布（当社では塩ふき昆布と呼んでいます）も製造販売しております。

　鏡開きの日にぜんざいが出ると、塩昆布と並んでいる画像をついつい撮りがちで、実際に当社Instagramでも既に上記画像があがっていたり（毎年SNSにあがっている気がする）。

　並べるのは「甘いぜんざいに塩昆布というのが昔ながらの組み合わせだからだよ～」というものを聞いたことがあるから、という理由だったわけですが、深い理由といいますか、ぜんざいに塩昆布で何か良いことがあるのかということを知りたくなり、今回調べてみました。

　そのなかで出てきたのが下記のようなものでした。

　・甘い物を食べる時に塩昆布のような辛い物を食べるとより甘味を感じることができて最後までおいしく食べられる

　・簡単に言うと、お口直しというより箸休めの意味合いがある（甘い物を食べ続けると飽きてくるから）

　・甘い物を食べすぎると胃に負担が掛かる→そうなると胃をサポートする腎にも影響が出てくる→腎のためにも、ミネラルの多い塩分を摂ると良い

　どれもなるほどな～と思うわけですが、体のためであっても味覚的な意味合いであっても、ぜんざいに塩昆布という並びは合理的なものなんだなと感じます。

　それに小豆や昆布といったものは平安時代から食べられていたものでしょうから、昔の人達なりの知恵だったのかなと思うわけで（塩昆布が平安時代に作られていたかは分かりませんが）。

　どちらにしても、ぜんざいばかり食べるのではなく、適宜塩昆布を食べているとよりぜんざいを楽しめるということなのかなとは感じました。

　当社でもかなりの量のぜんざいを作っていただけるので、1人当たりの食べられる量は結構あったりします。

　塩昆布は身近にあるものなので、それを適宜食べながら、たくさんあるぜんざいをしっかりと楽しみたいなと思った次第です。

　※当社で販売している塩昆布（塩ふき昆布）は下記商品となります。クリックすると詳細ページをご覧いただけます。